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淡麗系のあっさりしたスープによく絡むよう、専用の縮れた細麺を使用。これぞ『中華そば』と言いたくなる懐かしの歯ごたえ。
豚挽肉を薄い皮で包んだシンプルな『ワンタン』。「空に浮かぶ雲を呑む」 ような軽やかにして滑らかなチュルチュル舌触りをご堪能あれ。
ネギ・メンマ・ナルト・ホウレン草・海苔という『中華そば』には欠かせない、時代は変わっても変わらない定番の盛り付け。
昭和の中華そばには多く見られた具材の『玉子焼き』を盛り付け。実は花月嵐ならではの隠し味が。スタッフが丁寧に焼き上げます。
具材の王様の『チャーシュー』も。『やっぱりコレがないと食べた気しない』なんて言われる古今東西変わらぬその存在感。
誰の思い出にもある懐かしのあっさりした鶏ガラスープ醤油タレを用いたさっぱりした味わいが思わず郷愁を誘う。
今回登場する『THEワンタンメン』は、『THE中華そば』に追加のトッピングである『特製ワンタン(雲呑)』を足したもの。今回はその味の基本である『THE中華そば』も併せて登場。今でこそ『ラーメン』といえば何でもありの時代だが、
当時は『中華そば』と呼ばれた庶民の飾らぬ食べ物。
昭和時代に青春を謳歌したアナタも平成生まれのアナタも、
きっとその世代を超えた、シンプルながらもしみじみとした
味わいに舌鼓を打つことだろう!!!
『ワンタン』は中国華北で生まれ『餛飩』と表記され「ホゥントゥン」と発音されたそうだ。日本の伝統の麺文化である『うどん』は漢字で『饂飩』と表記されることからも中国の『ワンタン』が日本の『うどん』のルーツであるという説もあるという。そう考えると『ワンタンうどん』などがあっても決して不思議ではない話だ。
実は元々中国では餃子もワンタンも区別されることのない同じものだったという。中国の餃子は通常『水餃子』なので、それぞれの見た目から想像に難くないであろう。現代においても『ワンタン』の代わりに『餃子』をのせた『餃子麺』というものも東南アジアでは存在するらしい。『焼き餃子』に親しんでいる日本人にはチョット、イメージしにくい話かもしれない。
一般に『中華そば』というと、麺は縮れた細麺にスープは 鶏ガラベースのあっさり醤油味を思い浮かべる方もきっと多い事であろう。しかし実は一概に、これぞ『中華そば』の味だとは簡単には決めつけられないという。『中華そば』と呼ばれながらも全く趣の異なるラーメンが全国には多数存在する。例えば花月嵐でも登場した徳島県の『中華そば』では甘口醤油を用いた豚骨スープに生玉子を落とすもの。また京都では、そのイメージに反し比較的濃厚なスープのラーメンが『中華そば』と呼ばれているそうだ。 日本各地に点在する様々な『中華そば』を是非あなたもこの機会にチェックしてみてはいかが?