花月嵐ミュージアム　KAGETSU ARAHI MUSEUM

　月嵐創業25周年を飾るに相応しいアノ一杯が帰って来た！ご存知『嵐げんこつらあめんブラック』だ。2003年10月のデビュー以来、花月嵐の期間限定ラーメンシリーズの歴史を何回も彩り続けてきた15年目を迎える期間限定ラーメンである。15年と言えば生まれたばかりの赤ちゃんが、中学3年生になるまでに成長するというのだから、時の流れの早さを感ぜずにはいられないであろう。

　元々『ブラック』は、花月嵐の看板ラーメン『嵐げんこつらあめん』誕生10周年記念のために開発された経緯がある。10年という歳月を重ね成長した『大人の味わい』を追求して開発が進められたのである。その中で花月嵐ラーメンマエストロ達は、砂糖もミルクも足さない『ブラック缶コーヒー』の渋みのある大人の味わいをヒントにして完成に辿り着いたという。そしてその人気の高さから定期的に復活を繰り返して来た。

　『ブラック』の軌跡を振り返ってみよう。まずはデビュー当時、余りの反響の高さから販売延長、そして販売終了後も半年という超短期間で復活。さらに、それから半年後にはレギュラーメニューの仲間入りを果たしたのである。例えるなら、プロ野球の世界で高卒ルーキーがわずか数年でメジャーリーグにデビューすることを成し遂げた、と言っては大分言い過ぎではあるが、つまりは他を圧倒する勢いで人気絶頂に昇りつめたのである。2005年に行われた期間限定ラーメンの人気ランキングを決める『R-1グランプリ』では、他の追随を許さない実力を誇示し優勝を遂げたのであった。以後『ブラック』のライバルとして『黒武者』や『ブラックモンスター』が生み出され、熾烈なバトルが繰り広げられたことはファンの皆さんならご存知であろう。

　さて、ここではスペックについて説明しよう。 『ブラック・マー油』こそが『ブラック』には欠かせない必須アイテムで、ニンニクを油で真っ黒になるまでじっくりと焦がし作り上げる香味油である。その『ブラック・マー油』を『嵐げんこつらあめん』には欠かせない『背脂』に混ぜ、そして具材を盛付けた後、最後に一掛けすることで、醤油ベースの『ブラックタレ』と相まって一気に香ばしさと苦味のある大人のコクを生み出すのである。具材は『大判チャーシュー』と『とろ〜り半熟味玉』が豪勢にも丸々1個盛付けられているのである。

　大人気の『嵐げんこつらあめんブラック』復活に合わせて『ブラック』つながりのサイドメニュー『ブラックカレー（ミニ）』の発売も急遽決定！！是非、こちらもお召し上がりください。