今なお多くの人達の心に影響を与え続ける感動の名作『アルプスの少女ハイジ』が2019年にテレビ放映から45周年を迎えます。スイスの大自然を舞台に主人公ハイジをはじめとする、個性的なキャラクター達が紡ぎだす、心温まる物語が当時大きな反響を呼びました。劇場版として公開もされ、また初放映以降も何回も再放送されてきたので、きっと多くの方々の心に優しさを灯し続けてきたことでしょう。
元気いっぱいで素直な女の子。幼い頃にお父さんとお母さんを亡くし、祖父アルムおんじと一緒に山小屋で暮らしています。スイス・アルプスの豊かな自然に囲まれ、様々な人との関わりの中ですくすくと成長していきます。
ハイジの父方の祖父にあたる『アルムおんじ』。人嫌いで頑固な性格。人里離れた山小屋で一人で暮らしていましたが、ハイジを迎えて一緒に暮らしはじめたことをきっかけに、次第に優しさを取り戻し、村の人達とも関わりを持つようになる。
大富豪、ゼーゼマン家のお嬢様。足が不自由なため車椅子で生活をしています。病気になったハイジを山へ帰して、自分がハイジのもとへ行こうと決心します。歩けるようになった山での感動的なシーンは有名です。
アルムおんじが飼っている、セントバーナード犬。普段は寝てばかりだが、ハイジがピンチの時には頼りになる。
いつもハイジと一緒にいる真っ白な仔山羊。ハイジの一番のお気に入り。
ハイジの友達の山羊飼いの少年。ハイジより6つ上。はにかみ屋で口下手。朝早くから、村中の山羊を集めて山の牧場につれていくのが仕事。学校の勉強は苦手な食いしん坊。ハイジとは、よく口ゲンカをするが、ハイジにとってとても大切な友達。
アルプスの大自然を舞台にした、心温まるハイジの物語と美しいスイスの魅力を紹介するホームページです。『アルプスの少女ハイジ』公式イベント、グッズ情報など最新のニュースを発信してます。
「アルプスの少女ハイジ」公式ホームページ今でこそ、インターネットを駆使すれば世界中の情報が個人でも簡単に手に入りますが、1970年代当時は勿論そんなことはできない時代。では、スイスを舞台にしたアニメを制作する上で、一体どうしたのかというと、制作プロジェクト主要メンバー一団で実際にスイスに行き、テレビアニメーション初の海外ロケを行ったそうです。このロケの中で本当のスイス・アルプスの生活などを知ることができ、単に想像ではないリアリティのある、本格的な作品が完成したそうです。
ロケハンメンバーの中には、アニメ界の巨匠といわれる世界的に有名な、あの宮崎駿氏や高畑勲氏もいらっしゃったそうです。今でこそ、アニメは世界に誇る日本の文化の一つと言われる程になりましたが、当時は、まだまだ『テレビまんが』と言われるなど、扱いが低いもの。それにも関わらず、一切の努力を惜しまない制作陣の意気込みが、不朽の名作を誕生させたのです。以降、世界中でアニメ『アルプスの少女ハイジ』は放映され各国で称賛されますが、余りにリアルにスイスの世界観が描かれていたので、日本のアニメとは当時は思ってもらえなかったという逸話もあるそうです。
実は、当初ハイジのキャラクターデザインは三つ編みをした女の子で、設定されていたそうですが、実際にスイスに行くと、おじいさんが三つ編みをしてあげるとは思えないという現地の方のご意見を伺って変更されたそうです。また、ハイジとは、本当の名前ではなく洗礼名。ハイジの叔母のデーテ曰く、本当の名前は『アーデルハイド』だそうです。一緒に住むハイジの祖父アルムおんじは『牧草地のおじいさん』の意味で名前ではないそうです。
2019年で放映から45周年を迎える『アルプスの少女ハイジ』。作品に含まれている時代にとらわれない多くのメッセージと感動をあらゆる世代の心に残したいという願いを込めて、8月12日を『ハイジの日』と制定したそうです。
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