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『尾道ラーメン』ならではのチョット他ではお目にかからない平らな細いストレート麺。ツルツルと滑らかな優しい舌触り!!
幾つかの本場、尾道ラーメン店でも御用達の瀬戸内海・小豆島の醤油を使用。※小豆島はビッグダディで注目されていました。
有名なところでは京都の九条ネギがあるように一般に関西より西の地方では『青ネギ』が愛用されている。もちろん本場『尾道ラーメン』も青ネギが使われている。
キリリとシャープな醤油スープのエッジに丸みを与える背脂の甘み。やや大粒なところが『尾道』流!!
飽きることなく長年愛されるシンプルにして王道な鶏ガラのあっさりスープ。あえて魚介ダシは外しストレートな味わいをチョイス。
かみ締めるたびに口の中に旨みがほとばしる柔らかい肩ロースチャーシューを使用。
『尾道ラーメン』の歴史は長く、その発祥は戦前にまでさかのぼる。当時は『中華そば』の名称が一般的であった。その後『中華そば』を出す屋台や食堂が増えて地元の方々のソウルフードへと成長していった。ではいつから『中華そば』が『尾道ラーメン』へと呼称を変えたかというとバブル絶頂期。山陽新幹線に『新尾道』駅が完成し大林宣彦監督の尾道三部作の映画人気で尾道に数多くの観光客が訪れるようになったことがきっかけであった。そこでお土産として考案されたのが『尾道ラーメン』であったという。味は、長年尾道で愛されてきた『中華そば』が参考にされたが、ここで大きな分かれ道を迎えることとなる。『尾道ラーメン』は瀬戸内海に面した尾道らしさを加味してか『魚介の旨味』が付け加えられたというのだ。そこで尾道には魚介の出汁(ダシ)を加える店と加えない店が存在することとなったという。
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