花月嵐との初コラボ。そのすべての工程を終えた塚田氏に直撃インタビューを敢行。塚田氏は少しの疲れも見せず、ラーメンへの情熱、ラーメンの可能性を猛烈な勢いで語りはじめた。塚田氏がラーメンの仕事をはじめて約33年。そこで出会った仲間、師匠、お客様を通じて体感してきたラーメンの真髄。信州ラーメン界のカリスマ・塚田兼司氏の「ラーメンへの愛と夢」がぎっしり詰まった言葉をどうぞご堪能あれ!!
気むずかし家の原点とも言える「一杯」を再現すること。これは僕の夢だったんです。僕はラーメンの仕事をはじめて33年になるんですが、「いつか原点の味を再現したい」「どこかのタイミングで絶対に実現したい!」とずっと思っていたんです!
それでやっと花月嵐さんからオファーが来て(笑)、ここしかないって思って提案させてもらったんです。まさかこんなに高いクオリティで完成するとは、もう本当に泣きそうです!夢を叶えてくれてありがとうございました!
僕が長野でこのラーメンを出した頃、まだ鶏白湯という言葉は世の中に存在していませんでした。最初は「これはラーメンじゃない」「なにこれ?」と言われ続けましたが、僕の中では絶対に美味しいという確信と自信がありました。評価されない中で作り続けて行くのは正直辛いこともありましたが、辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。
東京の人たちに負けたくないという思いや、信州のラーメンを全国に広めたいという気持ちが、僕の支えになっていて、そして何より「このラーメンは美味しい」「たくさんの人に食べて欲しい」とずっと思っていたんです。そしてある日、ラーメン王の石神秀幸さんが注目してくださり、「鶏白湯ラーメン」として紹介して頂きました。それがブレイクのきっかけになりました。石神さんには本当に感謝しています!!
僕は「一杯からはじまる無限のストーリー」と、どこへ行っても言い続け、最初のお店を譲ってくれたラーメンの師匠、いつも新しい刺激をくれる日本のラーメン店主の皆さん、スタッフたち、そしてお客様への感謝の気持ちも込めて活動しています。ラーメンは間違いなくこれから「地球食」になると思います。
日本だけでなく、世界中の職人が「ラーメン」の新たな可能性をどんどん追求し、進化させていくと思います。これからますます面白くなると思いますよ!!
僕の原点は故郷・信州にあります。信州のラーメンを世界へ届けたいんです。その原点の想いは今も変わりません。今回のコラボで熱いメッセージをくれた、富田さん、前島さん、飯田さん、本当にありがとうございます。いつも新しい刺激をくれる友達、戦友たちは僕の財産です。花月嵐さんとのコラボはもっと早くやりたかったですが(笑)、是非また面白い企画でご一緒できればと思います。これからも楽しいラーメンを共に作り続けて行きましょう!!!
『気むずかし家』本編
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